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みせてあげるね。

第2章 ネットの友達


なんだか私も恥ずかしくなってきて、下を向く。

「服、乾くまで・・こっちに座ってなよ」

洗濯が終わった私のワンピースが窓の外に干してある。
テーブルを挟んで座り合う。

ドキドキしてしまってさっきの雰囲気と一転、沈黙してしまう。



「あっ!これ懐かしい!」

しゃべるネタがないかとまわりを見渡していたら、テレビ台の中に懐かしいDVDをみつけた。
前かがみになってDVDをまじまじとみる。
自分がTシャツ1枚だということはすっかり忘れていた。

「ーーーッ!!
 ちろちゃん・・無防備すぎ」

ドサッと押し倒される。

「きゃっ!・・・透、くん?」

私の背中に覆い被さると、太ももに透君の手が這う。

「こんなキレイな足露出されて我慢してるのに、パンツなんてみせられたら・・・俺だって男なんだからね」



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