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みせてあげるね。

第4章 浮気


私がそう言うと、腰に回された腕がするりと抜け

「気をつけて帰るんだよ。
 明日、なにか楽しみなことがあるんでしょう?」

とひらひらと手を振った。

「えっ?私、言いましたっけ??」

酔ってペラペラ喋ってしまったのかと記憶を思い返すが全く覚えていない・・・。

「ううん、顔に書いてある」

にひっ、と笑って バイバイ と送り出された。

そんなにわかりやすかったのか、と自分の顔をペタペタ触りながら帰路につく。

明日はいよいよるーKUNと会う日だ。
どんな人かわからないけど、楽しみだなー。

帰宅後お風呂を済ませると、不安半分楽しみ半分で目を閉じそのままスヤスヤと寝入ってしまった。


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