
みせてあげるね。
第4章 浮気
「石田さん・・・どうしてここに?」
もしかするとたまたま居合わせただけで、たまたま傘を持っていただけかもしれない、と思ってきいてみると
「だって俺がるーKUNだもん」
自分を指さしながらニコニコと笑っている。
サァっと血の気が引くのがわかった。
「あの・・・このことは誰にも内緒にしてくれませんか?」
万が一にも浮気がバレてしまったらと心配になりお願いすると
「内緒にするから俺についてきてね。
あかりちゃんを楽しませるものいっぱい用意してきたから」
どうにか今日は帰ろうといろんな言い訳をしてみるが、石田さんに全てあばかれ結局ついていくしかなくなった。
そして町外れのラブホテルへと入った。
