
みせてあげるね。
第5章 マッサージ 店内編
「じゃあ行ってくる!!
ともみは先寝てて!」
着替えるのも面倒なので、私はスウェット姿のままででかけることにした。
ホテルのロビーまで降りたとき、自分がノーブラだと気がついた。
いつもお風呂あがりはノーブラでいるためそのままで来てしまった。
部屋に戻るべきか悩んだが、店のサイトに女性スタッフ在中とあったし、問題ないだろうとそのまま行くことにした。
戻るのがめんどうだというのが1番の理由だが。
スマホで地図を開き店まで歩く。
ギラギラと看板が輝き、でかでかと《マッサージ》と書いてある。
ガラス張りで中がよくみえるので覗いてみると、大きな部屋の中にベッドがたくさん並んでおりオープンタイプのマッサージ店のようだ。外から覗いてみえる範囲には他の客はいないようだった。
これなら事前予約なくても女性スタッフに対応してもらえるだろうと店に足を踏み入れた。
