
みせてあげるね。
第7章 マッサージ 複数編
「そういえばね、昨日マッサージしてくれた人が
今日仕事お休みだから、よかったら街を案内してくれるみたいなんだけど・・・
どうする?」
昨日あった出来事は絶対言えない。
「なにそれ、ナンパじゃん!!
イケメン?」
目をキラキラさせてこちらをみてくる。
「写真、あるよ」
今朝別れる間際に、大野さんは自分と友達が写った写真を送ってくれていたのだ。
「やだ、イケメン・・・
よし、あかりその人に連絡とって!
是非案内してもらおう!!」
ふんふんと興奮した様子のともみは、鏡の前に立ち化粧をなおし始めた。
その様子を横目に大野さんに連絡をする。
『友達に相談したところ、是非お願いしたいということでした(*ˊᵕˋ*)』
すぐに返事がきて
『了解。こっちも連れが行けるみたいだから、今から1時間後に〇〇で待ち合わせはどうかな?』
『はい、大丈夫です!』
