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一緒に●にませんか?

第20章 23日目

『指輪も何もないのに、結婚しようとか笑えるわ』

〈じゃぁ来週買いに行こう!!!!〉

『そういう話じゃねーわ』

そんな話をしながら飲み続け、双子は潰れてしまいました。

「すみません、潰れた友達を送ってから家に行きます」

私は貴方にそう連絡をして、双子を家まで送ることにしました。

〈会いに行くの?あの人に〉

どうにか言葉を繋いで双子は私に聞いてきました。

『そうだね。待ってるし。』
〈えー行くのー〉
『いくよ。またね』
〈だめ〉

そういうと、私をベッドに押し倒しました。

『無理』

潰れてたはずなのに、酔っぱらってたはずなのに、
やはり男の人は力が強いんだな、勝てないな。

そんな冷静なことを考えながら、必死に抵抗し双子の下から抜け出しました。

『じゃ、帰るからね』

そう言って私は双子の家を後にしました。

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