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一緒に●にませんか?

第20章 23日目

『すみません、遅くなっちゃって』

【いいよーおかえりなさい】

貴方はそういうと私を抱きしめました。

触られたくない

他の人に触られたままで、貴方に触られたくない

『…シャワー貸してください』
【いいけど、珍しい。どうしたの?】

『とにかく一刻も早くシャワーを浴びたい』

私はそういうと、タオルを借りてシャワーを浴びることにしました。

【ねぇ、何かあったの?】

シャワーから上がると、貴方は不思議そうな顔をして聞いてきました。

『別に』

言ったら絶対怒られる。

【なに、怒らないから言ってよ】
『……いや、こういうことがありまして』

どうにでもなれ。
これで刺されるなら、それはそれだ。

【そうなのね。危ないんだから、男の人って。てか、結婚とかなに。】
『酔っぱらってて寂しいんじゃないですか。でも特に何かしたとかじゃないので心配しないでください』

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