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一緒に●にませんか?

第27章 番外編+1+  

順調に交際を続けていたと思っていた、ある朝、起きると彼はうちにある荷物をまとめていました。

『どうしたの?帰るの?』
〚いや、出ていこうと思って〛
『え?』
〚色々と付き合いきれない。俺じゃ救えないから〛

この時の私は、やれ自傷やら、やれODギリギリだわと
とても迷惑をかけていました。

〚どうしていいかわからない。でも、俺よりも良い人いると思うから。別れよう。〛
『だからって人が寝てる間に?』
〚もう決めたことだから〛

呆然とする私を見ると、彼は俯いたまま部屋を後にしました。

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