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一緒に●にませんか?

第38章 42日目。

話しているうちに、なんだか自分の気持ちに疑問を持ち始めました。

なんで貴方のこと好きなんだっけ?
あれ?私の好きな貴方は、本当はどういう人なんだっけ?
私の好きな貴方は、私が勝手に思い描いている姿なのでは?

『まぁ今はまだちゃんと好きかとか付き合うとかは…』
〈好きじゃないんですね。〉

彼は喰い気味に言いました。

〈考えて考えて出した答えって感じ。人間味がないです。好きだったら好きって言えるはず。〉

『そんなのわからないじゃん』

〈わかりますよ。好きとかって感情は頭で考えるものじゃないから〉









ごもっともです。

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