
がーるず・らぶ 里美と結の場合(R18)
第4章 結との思い出
私よりも長い、栗色のストレートヘア。
同じ栗色で、アイコンタクトしているかのような、大きくて澄んだ瞳。
ナチュラルなのにつやつやで、さわったら柔らかそうな可愛らしい唇。
そしてなによりも、どうなっているのか考えたくなる頭身バランス。
まるで人形をそのまま人に変えたんじゃないかと思うような可愛さまで携えた……そんな“美人”という単語では言い表せられない存在。
それが、この 五十嵐結 という女の子だった。
そんな女の子が、何故、私に告ってくる?
「……やっぱり相手間違えてない?」
「お姉様で間違いありませんっ!」
さくっと私の問い掛けに答えて来るって事は、やっぱり間違えてないんだろうなぁやっぱり。
……さて、この後、一体全体私にどーしろというのだ神様ぁ〜っ!!
