
がーるず・らぶ 里美と結の場合(R18)
第4章 結との思い出
彼女がこっちを見る。
ざわっ……
周りが小さくどよめく。
結と目が合った瞬間。
私はこの場に居合わせた事を後悔した。
さあああぁっ・・・
周りの人達に音が聞こえそうなほど、私の血の気が引いていく。
一方彼女は、すたすたと一直線に私に歩み寄ると
「私の好きな人はこの人でぇす☆」
ぼふっ!と音がするほど私の胸元に激しく抱きついて、宣言しちゃったのだ。
ざわっ!!
今日一番のどよめきが周りで起こり……
私は彼女に抱きつかれたまま魂の抜けた抜け殻となって呆然と立ち尽くした。
その後、この出来事は学園での女子生徒達の生活に大なり小なり影響を与える事になるのであった……(大泣)
