
がーるず・らぶ 里美と結の場合(R18)
第1章 <プロローグ>
「はぁ……あ、っ・・・ぅん……」
今は彼のベッドの上。
彼のリズムに合わせ、甘い息を吐き、声を出し、腰を動かす。
「アァ〜……うっ……うんっ……」
私の体はどんどん汗に溢れ、それにさらに欲情した彼は私の中に入れている自分の分身をさらにたぎらせる。
「うぐっ……んっっふ!あっ…」
私がそれに反応すると、彼はさらに腰を叩きつけ、そのスピードを上げる。
「ひぁアァっ?!あっあっっ!」
「里美……イキそうなんだね?じゃあ、これでっ!」
さらにさらに腰振りスピードを上げてくる彼に、私は思わず悲鳴を上げてしまう。
「ぅぁ?!あああっ!あ〜……ハアああぁ・・・はぁ…………っっ……」
力尽きて、四つん這いを保てなくなった私は、そのままどさっとベッドに倒れ込んだ。
「とても良かったよ、里美」
耳元でそう呟きながら、彼は私を優しく抱きしめてくれた。
「……私も……」
彼にそう言葉を返すと、私も彼を抱きしめ返す。
……こうして彼と体を重ねたのは、これで何度目になったのだろう?
ふたり、お互いを感じ合える幸せな時間。
……だけど、正直私はそうじゃ無かった。
ひとつ、彼に噓をついていたから……。
