
がーるず・らぶ 里美と結の場合(R18)
第6章 あっ!と驚く来訪者
本日の晩酌めにゅー。
刻み葱入り厚焼き玉子。
短冊切り長芋、梅酢和え。
粗挽きソーセージのジャーマンポテト
カジキとトマトとオニオンスライスの
オリーブと仲良しこよし(←?)
和風ガーリックチキンソテー
大根おろしとともに……
おつまみキャベツ君
胸やけなんか、させないぞ!(←??)
結ちゃん特製ネギ焼そば
オニオングラタン風スープ
「さあ、召し上がれ☆」
「すご……」
「わぁ……」
これ、ホントに約三十分で全部作ったの?
私の家のテーブルは、結の手料理で見事に埋め尽くされていた。
「時間があれば、もっとちゃんとしたご飯が作れたんですけど……」
いや、十分です。
て、言うか、この短時間でこんなに作っちゃうなんて。
しかも
「美味し……」
「んま!こりゃうまっ!」
兄貴なんか、ガツガツがっついて食べてるし。
ネーミングに不安があった物も、食べたらとっても美味しかった。
仲良しこよし……恐るべし!(笑)
「このトマトの酸味が、とても爽やかで。カジキも程良く入っているショウガが魚臭さを消すだけでは無く……旨味を引き出している。
トマト、カジキの上下に敷かれたタマネギの甘みが優しくも確かな旨味を補助し……これはなかなか良い仕事していますねぇ」
「アニキ兄貴。番組のグルメレポートみたいなコメント、必要ないから」
しかもコメント自体がバッタもんみたいだし(笑)
さあ、料理もそろって、私の横に結も座った事だし。
「今日はホントにお疲れ様でしたぁ」
「先輩との再会を祝してぇ」
「これからも、いい仕事、よろしくっ!」
かんぱ〜〜〜い☆
かちかちん!
缶と缶を軽くぶつけ合い、きゅ〜っ……と
喉にお酒を流し込む。
ぷっはぁ〜……体に染みるわぁ〜!
