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がーるず・らぶ 里美と結の場合(R18)

第8章 2回目の、口吻。そして…


「・・・ん……」

ここまでなら、高校生の時と同じ。
シチュエーションは違うけど

別れ際と同じ……口吻。


……あの時は苦く哀しい気持ちになった。
でも、今度のは。


 あの時と同じように涙を雫(こぼ)していても、同じように彼女が見えていても。


甘い味の、嬉しいキス。

 あの時のように、引き裂かれ強制的に終わる事は無い。

そして、ここからは、彼女とは未経験。
ディープな口吻がしたい!


 私の上でマウント取っている彼女の頭を
両手で優しくつかみ、顔を引き寄せ舌を入れる。



……ちゅ…っ
ふぅ……っ…すぅっ……ちゅ…つっ……。

軽く彼女の上唇を吸い
息を吐いたあと舌を彼女の中へ送り込む

軽く向こう舌を つんと突っつきさっと戻して、軽く息を吸いながら

今度は下唇を優しく吸った。
そして再び彼女の中へ舌を送り込む。



「……んっ……」
ふぅ……ちゅ…る・・・すぅっ……

 彼女の舌が私を受け止め、舌を絡めてくる。
私の味を確かめるように、軽く何度か巻いたあと すっと離れ、小さく息を吸うと

「ん……っんん~♡……」
……するるっ……すぅ…ちゅっ……


 私の上唇、下唇の、表と裏の境い目に優しく舌を這わせてくる。

 その彼女を捕まえようと舌を出し、追いかけたら
それごと強めに吸い上げられ、私はたまらず声を上げた。

「ぅあん?!」

じんわりと身体の芯が、熱くなってくる。


 彼女と舌が触れ合い、絡み合うたび
胸が高まり、お互いに呼吸も荒くなる

それを感じて自分が興奮しているのが判る



「んふ…ぅんん……はぁ……」

自然に、声が溢れて……
恥ずかしいけど、止められない


きゅ☆

声を上げた私の下唇を、彼女の唇で挟み込むように甘噛みして


「あっ?…ぅん……」

もう一度声を出す私の中に
舌をするりと滑り込ませた結は

再び私を味わうようにそれを動かす。


さっきよりさらに力強いそれは

まるで別の生き物が口の中で暴れているみたいだった。




……じん……っ

 私のあそこから、じわりとした熱さを感じる
興奮のあまり、愛液が溢れて来た感覚が伝わって来て

私は思わず脚をきゅっと閉めた。


けれど、そこにはすでに結の脚があって、それはあっさりと阻止された。



くすすっ☆

彼女は私を見て妖しく笑った。


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