
がーるず・らぶ 里美と結の場合(R18)
第8章 2回目の、口吻。そして…
「先輩……感じちゃった?」
今まで経験した事の無い、とてもディープなキス。
妖しい微笑みを浮かべた結が、イタズラっ子のような口調で聞いてくる。
「・・・うん……」
キスだけで感じちゃった……
そう考えたら恥ずかしくなって顔が熱くなる。
「じゃあ、次は……」
ちょっと斜め上を見て何かを考えた結は
「私のする通り、同じようにしてみてください。
バンザーイ!」
両腕をまっすぐ上に上げて万歳した彼女を見て、頭にクエスチョンマークが浮かんだままの私は言われた通りに動いた。
「???ば、ばんざーぁ……ぅおぅわぁい?!」
電光石火の早業で彼女は私のシャツを
すぱーん!
と剥ぎ取った。
咄嗟の事に、変な声が出てしまう。
「ななななな、なにする……」
「次は私。はいっ……と☆」
すぱーん!
これまた素早く、結は自分のシャツを脱ぎ捨てる。
「何って……ナニするに決まってます♡」
たわわに実った綺麗で大きな胸が
“ふるるんっ”と悩ましく揺れる。
「据え膳食わぬは男の恥、膳を盛らぬは女の恥、ですよ?」
「なあに?それ??」
前半は分かるが後半は聞いた事がない。
「つまり、オトコもオンナも、ヤれる時はヤッちまえ!って意味でぇす♡」
お〜〜い!?ゆいセンセ!
あーた、性格変わってないかい???
「ここまで来ちゃったんですからぁ……」
ずいっ!とさらににじり寄る彼女の目は
爛々と妖しさを増し、輝いて。
ついさっき、頭を撫でていた時は
あんなに 大人しかったのに
今じゃあ もう ちがう色
間髪入れず伸びてきた彼女の両手に
私のショーツがしっかり捕まれ……
「覚悟してください、ねっ!」
「わぁ?!ち、ちょっとま…きゃあぁ!」
するるんっ!
私は産まれたままの姿にされた。
