
がーるず・らぶ 里美と結の場合(R18)
第10章 ふたりで……
「ねえ?結……」
ベッドの上で、膝を立てて立ち、互いにキスを交換しながら、彼女の栗色の瞳を見つめた。
改めて思う。
こんなに可愛くて、素敵な子に、好きだと言われた私は果報者だと。
だからこそ、改めて思った。
ーーー彼女を、悦ばせてあげたい!
「・・・あれ゛?」
ばふふん☆
「何ですか?センパイ♡」
唇で私の首筋をつつっ〜…となぞりながら結が呼びかけに応える。
ベッドに押し倒してからここ迄の流れは実にスムーズで……
「ちょ…ん……ん、もぉ……
らぁ……あん♡まっっ………」
首筋から鎖骨、そして乳房を優しく撫でながら揉まれ、乳房にキスを受け……
喋る言葉と喘ぎが変な絡みとなり。
「……ちょもらんま??」
ーーーぷっ!ふふふっ・・・
くすくすくすっ
あははははは
二人とも、こらえきれずに笑ってしまった。
「あぁん!もお。これじゃあ台無しですよぉ〜」
「ゴメンごめん。だって、結ったら、話ししてるのにどんどん攻めてくるんだもの」
油断してたらまた、さっきの二の舞いになったゃう。
そうなる前に、伝えたい。
さあ、言うからねっ!
「わ、わ、私もっ!結を気持ち良くしたいのっ!」
きょと?とただ私を見ていた結は
少し間を開け、何かを言おうとクチをぱくぱくさせてから
私の言った意味が解ったのか
ぼふっん☆
……と顔を紅くした。
こんな顔の結を見るのは女子校での告白以来だ。
……可愛い♡
