
がーるず・らぶ 里美と結の場合(R18)
第11章 イク、ということ
「はぁ……はぁ……あぁ……」
激しい虚脱感。
「はぁ〜…ふぅ〜…はぁ……」
まだ、内にある高揚感。
すぐ横には彼女が居て。
「気持ち、良かったですか?」
私の頭を優しく撫でながら
優しい瞳で私を見つめている。
「・・・・・・うん♡」
身体の汗を拭き、体が冷えないように
タオルケットを掛けてくれて
それに、ふたりで仲良く包まって
なんだか幸せ……♡
「“イク”って、こんな感じなんだね……」
こんなに気持ち良いならもっと早く知りたかった。
私、損していたのかも……?
「初“イキ"おめでとうのキス♡」
ちゅっ☆
ふるるるっ……
「え?」
これってどういう事?
身体が……キスだけで悦んでる、の?
良い感じの今、身震いが・・・
「んふ♡、先輩、びっくりしてる?」
そんな事を言いつつ、結が私の胸を“つん♡”と突付いた。
「あん♡」
ムズん…と快感が走る。
「イッた後は体全体が敏感になるんです
だから・・・」
「あ、あっ?!」
タオルケットの中で、結の指が私の内ももをつつつ〜っと撫でた。
わさわささぁ〜…っと快感が走り、背中や肩の辺りまで気持ちの良い痺れの波が押し寄せる。
「先輩の場合、ここで
『指だけでこんなに感じるなんて、なんてエッチな体なの?可愛すぎるからもっと虐めちゃうんだから♡』
……って言われちゃうと、ほら」
結の手が私の乳房の下辺りをするすると撫で回し、軽く揉み解し始めた。
「はぁっ?!……ぁああっ?あぁ……」
乳房だけの、軽い愛撫だったのに、背中を通して、腰やお尻の下まで快感の痺れが走り抜けていく。
私は思わず体をくねくねさせて喘ぎ声を上げてしまった。
「ダブル効果で、倍率、どーん!みたいな?」
「そ、それが言葉攻め?」
さっき、結がそんな事言ってたのを思い出して、聞いてみる。
「恥ずかしさを煽られると、恥ずかしさから感度が上がる。そんな人にぴったりな行為なんだそうですよ?
先輩は、多分そうなんじゃないかな〜って思ってはいたんですけど、
まさか、ここまでハマっちゃうなんて♡」
いたずらっ子みたいに微笑む結に、私は顔を真っ赤にしてしまう。
はい。
なんか、私、すんごく気持ち良くなってました……(苦笑)
