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みせてあげるね。2nd

第1章 旅行


丁寧に体を拭いていると部屋から岳さんが

「服は着ずにこっちおいで」

というので迷ってしまった。散々体をみられた後ではあるがかといって裸のままで出て行きたくはない。
そして悩んだ結果、体にタオルを巻いて部屋へと入っていく。
そろそろと入ると、ベッドの上で布団を腰までかけて岳さんがくつろいでいた。

おいでと手招きされふらふらと吸い寄せられる。
ベッドに到着するとポンポンとベッドを叩き、ここにおいでと優しい声色で誘導された。

ベッドに体を乗せ、布団に入り込むとギュッと抱きしめられた。

「疲れた?まだまだ大丈夫?」

全然大丈夫じゃないし、疲れて今すぐ寝たいけど・・・

「大丈夫です」

まだこの先を期待してしまっている。

よかった、と岳さんが呟くと巻いていたタオルを解き私の上に跨った。


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