
みせてあげるね。2nd
第1章 旅行
ごそごそと岳さんが取り出したのはバイブだった。
「あ、の・・それは?」
さすがに大人の玩具だというのはわかるのだが、一体どこから出したのだろうか。ここに入ってきたとき、岳さん、小さなカバンくらいで、そんな玩具が入りそうな荷物持ってなかったような・・・
と考えていると、ベッドの頭元を指差して
「部屋に置いてあったから。
有効活用」
そういうとバイブにコンドームを装着する。
「ちなみにこのコンドームは俺が持ってたやつね」
岳さんって常にコンドーム持ち歩いてるのかな・・・
ってことは、いろんな女の子とこんなことしてるのかな??
「あ、今俺のことヤリチンだと思ったでしょ。
違うからね?備えあれば憂いなし!
ていうのは冗談で、この前買ったのを出し忘れてたまたま入ってたの」
必死に弁解している感じがなんとも訝(いぶか)しく思い、ジトーっとした目でみつめる。
「信じてないなー!」
このーっ、と言いながら私の脇をくすぐる。
「あははッ、信じる!信じるからー!」
体を捻ってくすぐり攻撃から逃れようとするが、容赦なく脇をこちょこちょとされ、笑いすぎて涙が出る。
ちゅぱっ
「ふはっ、あン!、ふふふふ!」
脇のくすぐりを続けられたまま、乳首を舐められた。
笑い声の合間に熱い吐息が交じる。
