
みせてあげるね。2nd
第2章 幼馴染
言い逃れのできない状況に布団の中でうずくまったまま、何と言っていいのか考えるが全然まとまらない。
「ねぇ、あかり」
ギシリ、と音がして樹の体が近付いたのがわかった。そして耳の近くで小さく
「続き・・・してみせてよ」
囁くとゆっくり布団をめくり、至近距離で樹と目が合う。
「なっ・・・なに、言ってんのよ・・」
ふいっと横を向き私の方から目を逸らすと、樹は私の耳に口を近付けて
「みたい」
と低く囁かれ、腰がぞくぞくとする。
「んッ」
思わず口から吐息が漏れたので、咄嗟に口を抑えブルリと震える。
その反応をみて樹は低く小さな声で「おねがい」「あかりのおっぱい、みたい」などと耳元で囁くのだった。
何度も耳元で囁かれ私の体はビクビクと反応してしまい、我慢できなくなって
「わかった、から・・んんッ・・耳元で、しゃべらないで」
