
みせてあげるね。2nd
第2章 幼馴染
「帰ってきたみたいっ」
「大丈夫。あかりは服着てからゆっくりおりて来いよ。
俺が誤魔化しておくから」
ビクリと体がかたくなる私を安心させようと樹はニッコリと微笑んだ。
そしてペロリ、と自分の指を舐めると
「残念。続きはまた今度、な」
私の愛液がついた指を厭らしく舐めとりニカッと笑う。
そして颯爽と部屋を出ると
「おばちゃ〜ん、おかえり〜!」
と大きな声を出して母の元へ行ってしまった。
残された私はいそいそと服を着て、ベッドからおりるとまだ興奮冷めやらぬ自らの体をギュッと抱きしめてから深呼吸をして部屋を後にした。
