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犯されてイキたい願望妄想

第8章 【媚薬オイルエステで性感マッサージ】






私の脚も小刻みに震えて支えがないと立てない。
出された精液を指に取り、先生と目が合った。




「すみません、僕の施術になっちゃいました」




さっきとは打って変わって悲しみの色した瞳。
お互いにメリットがあったならそれで良いんじゃないかと言い聞かせた。
綺麗に拭き取ってくれてガウンを巻いてくれる。
その手は少し震えているような気がした。




相性で言うならかなり良かった。
もうこの先出逢う事もないんじゃないかと思えるほど深く痺れた。




終わりたくない。
だけどそれに繋がる言葉が見つからない。
自分から拒んでおいて都合の良い振る舞いは出来ないよ。




沈黙が続いた後、そっと名刺を渡された。
プライベートな連絡先も記されている。




「次もお待ちしてます」




その顔はどっち…?
後悔してる?
それとも、別れを拒んでるの?
結局最後までわからないまま、私はその場を離れた。
受付で次回の予約を勧められたが適当に嘘をついて予約は取らなかった。




紹介してくれた友人にも嘘をついて何とか誤魔化しお礼だけを伝えた。




二度と行かないつもりでした。
もらった名刺も目の届かない場所に直した。
押し寄せてくるのは後悔の念だけ。
旦那の事、まだ愛しているのに。
自分は旦那以外と性行為をしてしまった。




誰にも話さなければいずれ、なかった事に出来るのだろうか。
あそこに行かなければ関わる事もないよね。
あの快楽もこの感情も自分の中で封印する。




断ち切らなければならない。








その日の夜、気分は乗らなかったが旦那に求められました。




フェラチオしていても鮮明に思い出すのは吉村先生で、気をつけてもいつの間にか重ねてしまっていたのです。




「溜まってたの?今日めちゃくちゃ濡れてんじゃん」




いつもより旦那は興奮しています。
先生を思っての濡れ方だったと認めざるを得ません。
ある程度は頑張って濡らすものの、これほどではなかった。
やっぱり、あのマッサージの効果でしょうか。




クンニされながら乳首も触って欲しい…と思うも伝えれません。




嫌でも気付いてしまう。
旦那と先生じゃ雲泥の差なのです。
クリイキ出来なかった。
イったフリをまたしなければならないの…?









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