犯されてイキたい願望妄想
第9章 【隣人のエッチなお姉さん】
「でも私と居たら不幸になるよね、中途半端だし終わるなら今かなって」
「待ちます……ダメですか？僕、遊びじゃないんで」
「ごめん、もっと良い人見つけて？今はただ年上の女に憧れてるだけだよ」
「イヤだ！」と去りゆく背中を抱き締めた。
何が何でも引き止めたい。
行くなよ、僕の傍に居て。
今離れたらもう手の届かないところへ行ってしまう。
「憧れなんかじゃない……本気で莉央さんの事」
「キミを悪い道に引きずり込みたくないの、ケジメをつけるまで会わない方が良いと思う」
「ケジメ…？離婚するまで会えないって事？」
「そう、それまでただの隣人に戻りましょう」
「いつ？いつまで待てば良いんですか？」
「それは…まだわからない」
明確な期限などなくて、またただただ待つだけの日々。
耐えれるか…？耐えなくちゃ。
莉央さんが好き……だから困らせたくない。
でも触りたい。
ひとつになりたい。
キス…したいよ。
「我慢の限界が来たら…会ってくれますか」
「ん……時と場合による、かな」
「メッセージとか無視しないで…」
「旦那に見つかるとヤバいから」
「じゃ、どうすれば会えるの？僕を一人にしないで」
振り返って抱きしめ返してくれる。
この温もりに嘘はないですよね？
このまま消えてくなんて事しないですよね？
「もうこんな悪い女に引っかからないでよ……手放せなくなるでしょ、本当勘弁して」
莉央さんからのキスは温かくて柔らかい感触。
舌を入れずに啄むだけ。
抑えようとしているのが伝わってくる。
「莉央さんは悪い女じゃない…僕が悪い男なだけ」
「明日、弁護士さんに会ってくる」
「こっちに帰って来ますよね？」
「通う事になると思うから…まだわからない、もしかしたらまたしばらく空けるかも」
手を引き再びベットに連れて行く。
押し倒す勢いで寝かせたら驚いていますね。
「だったら…今夜は抱き潰す……朝まで一緒に居てください」
抑えきれなくて僕から唇を重ねた。
不器用なキスを受け止めてくれる。
「え、さっきいっぱい出したのに…」
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