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犯されてイキたい願望妄想

第9章 【隣人のエッチなお姉さん】






ええ、もう勃起してますよ。
あなたに触れただけでこうなるんです。




「僕を忘れないように刻み込みますね、この身体に」




「ん……」




わかった…とは言ってくれない唇を舌でこじ開ける。
夢のような熱い夜を過ごした。
朝方までこのベットは軋んでいた。
何回果てたのだろうか。
わからなくなるほど交わった。




目が覚めれば、もう部屋には莉央さんの姿はなかった。
メッセージさえ残っていない。
温もりも消えたベットの上で微かに残る莉央さんの匂いを抱き締めて襲いかかる不安と空虚感と闘った。




しばらくは戻って来ない気がしてる。




僕たちは終わってしまうのだろうか。




いや、終われない。
嫌でも一日は始まって重い身体を引きずり働かなきゃいけない。
それぞれの日々を過ごしていかなきゃならないんだ。
合間合間に離婚について調べてみたりもして、寂しさを紛らわせていた。




予想通り、会えない日が募っていく。




今、何してますか…?誰と居ますか…?
僕を思い出してくれてはいるだろうか。
電話の一本も出来ないほど忙しい?
今夜も寝つけない時を過ごして泣いて浅い眠りから覚めるんだ。




2週間ほど経った頃。
深夜。
ガタンと音がしてハッと目が覚めた。
ゴソゴソ聞こえる。
飛び起きて玄関を開けたら、やっぱり隣に明かりが灯ってる。




静かにノックした。




「僕です、樹です」




小さな声で名乗ったら勢いよく扉が開いた。
数週間ぶりに見た莉央さんの顔。
相変わらず色っぽい出で立ち。
少し伸びた前髪はサイドに流していて更に美人さが目立つ。




「起きてたの?ごめん、連絡出来なくて」




そんな事どうでも良いくらい好きが溢れて押しかけ抱き締め合った。




「でもまたすぐ行かなきゃ…」




「え?もう?やっと会えたのに」




「ごめんね、次はすぐに会えると思うから」




「すぐっていつ?お願い、もう少しだけ…」




堪らなくて重ねた唇。
嫌だ……まだ離したくない。
此処に居ない時は何してるの?
話し合いばかりじゃないでしょ?
何処に寝泊まりしてるの?




聞きたい事ばっかだけどそれより先に触れ合いたい。
もう限界だよ。
絡めても絡めても足りないんだ。









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