犯されてイキたい願望妄想
第10章 【主人の前で奴隷のように部下の肉棒に犯される日々】
「キミは部下たちにイかせてもらえばいいよ、私に期待などするな」
「もう私の事…愛してくださらないのですか?」
「愛しているよ、だから子を孕ませたいのだ」
「あなたの子じゃなくてもですか…」
「そうだ、子育てをすれば一時期は性欲も収まる……それを経たならまた他の者に抱かせよう」
「私はそんな事望んでおりません…!好きな人と触れ合いたい…知らない人に抱かれるのではなく、あなたにイかされたい」
これは我儘なのでしょうか。
もう何がまともな考えなのかさえわからなくなってきました。
あなたに愛されたい……ただそれだけなのに。
そっとあなたは諭すように私を抱き寄せる。
「愛しているよ…いつも、すまない…自分が不甲斐ない気持ちでいっぱいだ、満足に抱いてやれない、イキ狂うキミを傍で見守ってやるしか出来ない私を許しておくれ」
皺だらけのゴツゴツした手で腕や背中をさすられる。
決して反応しないペニスが下半身に触れているだけ。
挿れるだけがセックスじゃないと思う。
どうすればあなたに愛あるセックスをして頂けるのか。
あなたが示す答えに私はどれほど従えるのだろう。
「指でイかせたとしても挿れてやれないんだ、諦めなさい……明日、部下にはとことん指でイかせるよう伝えておく」
やはり、触れてもくれないのですね。
義務的な入浴時だけ。
タオルドライしたあなたの前に土下座する。
「お願いします、もうこんな事やめて頂けないでしょうか……私自身が壊れてしまいます、誰の子種もいりません、子を孕めと言うのなら体外受精させてください…!」
三つ指ついて額も床に擦り付けた。
人生で初めて人様に土下座しました。
両親が見たらどう思われるのでしょうか。
まだ主人を愛しているからこそ出来るのです。
間違った愛を重ねてはいけない。
「頭を上げなさい」と濡れた髪を撫でられました。
涙を堪えた目で見上げるとさっきと何ひとつ変わらない表情で再び私を諭すのです。
「体外受精?私は子を孕む過程も見たいんだ、機械的ではなくきちんと性行為した上でキミを孕ませたいんだよ、安心しなさい、私が選んできた人材だ…そろそろ誰かのと着床している筈なんだがね」