犯されてイキたい願望妄想
第14章 【夜間学校で教え子と性の授業】
「おぉ、怖っ」
毅然とした態度で居る私に皆が嘲笑う。
異様な空気には最初から気付いてる。
何…?何なの…?
新米教師イビリ…?
夜間学校なのにそういうのあるのね。
何のために通ってるんだか。
そりゃ昼間働いてストレス溜まるだろうけどさ、このやり方は間違ってるよ。
卒業、したくないの?
わざと問題起こしたい?
此処で私が泣けば良いの?
それとも今度こそ土下座させる?
「先生さ、ちゃんと俺たちの面倒見てくれるんだろ?」
「え…?」
「俺たち勉強出来ないからさ、手取り足取り教えてもらわないと卒業出来ねぇよ」
「それともこんなバカな俺たちの勉強なんて見てられない?正直面倒くさいって思ってるでしょ?」
「何言ってるの?そんな訳ないじゃない、誰だって真面目に一生懸命取り組めば勉強だって追いつくわよ、若いんだし」
この子たち……言ってる事と表情が一致しない。
クチャクチャとガムを噛んでいたり、ニヤニヤしながら舐めるように私を見ている。
後ろに居た前田くんが横から肩を掴んできたからびっくりして「ひゃあっ」と変な声が出た。
「じゃあさ、先生教えてよ……セックスってどうやってするの?」
「は?何なの?勉強しないのなら帰るわ」
「この写真バラまいてもいいの?」
「勝手にどうぞ、身の潔白なら幾らでも出来るわ、事実無根なんだから。そんな事よりそれで脅迫したあなた達が停学を免れなくなるわよ?よく考えて行動しなさい」
そう言い放ち扉に向かった私の前に立ちはだかったのは前田くん。
物凄い形相だ。
「あーあ、本気でキレそうだわ、俺言う通りに動かない奴消したいんだよね」
「前田くん、人はそんな簡単なものじゃないわ、思い通りになんかいってたら面白くないでしょ?モノみたいに扱うのもどうかと思う……この件は見なかった事にしといてあげるから悔い改めなさい」
「フハハハ…!ウザっ!新米のくせに説教かよ、教師気取りも甚だしいな!」
馬鹿にしたいなら気の済むまですれば良いわ。
いずれ彼らもわかる時が来る。
こんな茶番に付き合う訳にはいかない。
善悪の区別がつく人間になって欲しい。
ダン!と脚を壁について通せんぼされている。