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ぼっち─選択はあなたと共に─

第3章 帰らずの洞窟【選択1】

「ヒカル様……このような輩を簡単に信用してはいけません。さっきあなたを連れ去ろうとした男ですよ」

 ヤクモはヒカリを庇って前に出た。

「ふんっ、疑うなら勝手にしろよ。俺はあの女からルビーの指輪を取り返しさえすればいいんだからな」
「兄貴っ~~!」

 その時、盗賊たちがゼノの元に集まってきた。

「兄貴、洞窟に入るための必要な物、持ってきたでやんすよ!」

 そう言うコルの背中には大きな荷物があった。
 どうやらゼノと一緒に洞窟に入るつもりらしい。

「ゼノさん、絶対に帰ってきてくださいよ!」
「何かあったらコルを囮にしてもいいから逃げてください!」
「ちょっ……お前ら、ひどいでやんす!」

 ゼノはハハッと笑うと、洞窟の中へと踏み込んだ。
 その様子を見ていたヒカリは……



【選択1】ヒカリのセリフを選んでください。

A「待って! 私も一緒に連れてって!」
B「ヤクモさん、私たちも少し離れて後をついていこう」
C「そうですよね……こんな所にナツミさんが入って行くわけないですよね。他を探そう」



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