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人気セクシー女優への階段

第1章 性欲にまみれる

お風呂から出てリビングに向かうと、山本くんはテレビを見ていた。

「や、山本くん、お風呂とTシャツありがとう。」

声をかけると、彼はこちらを振り向いて一瞬眉毛を上にあげた。

「お、おう………///」

返事をしてすぐ、彼はテレビの方に再び視線を向けた。

しかし、数秒後にスクっと立ち上がり、私に向かって口を開いた。

「俺も風呂入ってくる。…ここでテレビ見ててもいいし、二階上がってすぐ右が俺の部屋だからそこにいてもいいよ…」

「う、うん…じゃあ山本くんの部屋で待ってるね」

私の言葉に山本くんは頷いてお風呂へと向かっていた。

その後ろ姿が戦いに行く勇者のように見えた。

私はその背中を見ながら一つ息を吐いた。

この後………する、よね??
今度はちゃんと想像以内のことが起きるよね?

私は頭の中で呟きながら彼の部屋を目指した。

階段を上がってすぐ右。
その部屋の扉を少しの勇気と共に開けた。

壁のスイッチを探し、電気をパチッとつける。

中には勉強机とベッド、漫画がぎっしりと詰まった本棚があった。

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