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人気セクシー女優への階段

第1章 性欲にまみれる

唇を重ねながら、彼が私の頭に空いた手を回し、ゆっくりと押し倒した。枕と私の頭の間から手を抜くと、その大きな手を私の胸の上に置いた。

口付けを止めて彼は私に聞いた。
「触ってもいい?」

私は無言で頷いた。

許可なんて要らないのに…

そんなことを思っていると、繋いでいた手がいつの間にか離れ、彼は両手で私の胸を掴んでいた。

そして服の上から円を描くように揉み始めた。

「っはっ!あ、ん♡」

思わず息と声が漏れてしまった。

いつも見まくっているAVの世界に入ってしまったみたい…!

私はその恥ずかしさで瞬間的に両手で顔を覆ってしまった。

「どうした?」
心配になった彼が息を荒くしたまま尋ねた。

「…ちょっと…恥ずかしくて…」
「大丈夫、俺も恥ずかしいし…それに恥ずかしがってる多香子、可愛いよ。もっと見たい。ちゃんと見せて?」

そう言われて私は指の間からチラッと彼を覗いた。

すると彼は優しく微笑んだ。

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