
仔犬のすてっぷ
第12章 すてっぷ・あっぷ (注:性的表現アリ〼)
「さあ〜〜て★
そおいう訳だから。『これから』がさっき言ったサービスタイムだ。覚悟は、いいか?」
(・・・え?な…なに??……急に改まっちゃって……)
妙な感じになっている蒼空が気になって…
彼の顔を思わず見てみると。
「はぁ……ゴクッ・・・」
・・・な、なんか・・・今。
見てはいけないモノを見てしまったかもしれない、と思ってしまった。
僕の、アレ越しに、蒼空の真剣な顔がそこにあって。
彼の視線は、僕の顔では無く、そっちにあったからだ。
…あ・・・・・・ま、ま・さ・か?!
今、想像した事をされる事を、僕は想像してゴクッと息を飲んだ。
「そ、そら?そ、それは…」
「心配いらないぞ?
今、すぐに天に昇らせてやるからな♡」
僕のペニス越しに、蒼空がニヤリと、笑う。
その笑い方は、今までとは完全に違っていて
(あ・・・ヤバい!悪魔………(大汗))
「そ、そら?ぼっ…ぼくはもういいから・・・」
「なーに言ってやがる。まだ、オマエ、逝って無いだろう?」
そ…蒼空の口元に、今、牙が見えてなかった?
それに、 “イク” の文字、なんだか間違っていたみたいですがっ?!
(・・・とりあえず、逃げよう!)
ぐっ…と脚に力を入れてみると、とりあえず膝を曲げたりは出来る。
(……最後のサービスは、またいつか、機会がもしあったらしてもらうよ)
僕は右脚をベッドからずらそうと動かした。
しかし。
「おっと。駄目だろ?」
すぐに脚を拾われて、あっさり戻されてしまった。
そして、彼は僕のアレを片手でギュッと握り…
「!あっ?!」
「逃げようと考えてる割には、コイツは随分興奮してるみたいだけどな?」
そう言うと、もう片方の手で亀頭を優しく包み込み、クルクルっとまわして愛撫を加える。
興奮して誇張している僕のペニスに、絶対的な快感を与えるにはそれだけで十分だった・・・。
