
仔犬のすてっぷ
第33章 蜜の夜は・・・(性的表現あり〼)
「…じゃあ、シャワーかけるぜ」
車椅子から立ってもらい、奈緒ちゃんには僕の肩を貸して…掴まってもらうと、蒼空は彼女にシャワーを…足元からかけてみた。
・・・とりあえず反応はない。
そのままゆっくり上へシャワーのお湯を移動させて…膝まで来たとき、奈緒ちゃんの、僕の肩を掴んでいた手に “ぎゅっ” と力が入った。
「奈緒ちゃ・・・」
「だ、だいじょうぶ…だから、続けて……」
そのまま手や肩、首まで順々にお湯をかけていくと…また、僕を掴む手に力が入り、深い溜め息をついた奈緒ちゃんに蒼空は声を掛けた。
「…じゃあ…ブラとパンティー下げるぞ?いいか?」
彼女が頷くのを確認してから、蒼空はブラを外し、パンティーを下げた。
自分の体が晒されている事…本当なら恥ずかしくてたまらないんだろうケド……今は我慢してもらうしか無い。
「じゃあ、かけるぞ?」
顔を俯けたまま小さく頷くのを確認した蒼空が、肩越しにお湯を体の正面側に掛けた途端……
「…ああっ………はあぁあぁ〜…」
ふるふると身体を震わせ、ぎゅううっ!と手に力を込めて奈緒ちゃんが声を上げる。
「…良い子だ…後少し我慢してくれよ?」
シャワーを腹部から下半身、そしてアソコへ移動させると…
「くうぅぅううぅん・・・も、もう、だ……め」
ぶるるっ!と体を震わせた後……シャワーのお湯以外の物も一緒になって足元に流れ落ちていく……
「…はぁ……はあぁ……こんな……こんなの……優くんに…蒼空くんに……見られちゃう……なんて…私っ!……」
「奈緒ちゃん……」
涙を流し、震える彼女を僕は優しく抱きしめた。
「大丈夫…薬の所為なんだ。君の所為じゃ無いんだから……」
奈緒ちゃんは泣きじゃくり、嗚咽いながら、話を続ける。
「おかしいよね?私…こんなに恥しいのに……はしたない事してるのに……おもらしして、気持ちイイって感じちゃってるんだよ?見られて、ぞくぞくしちゃって・・・私、私じゃないみたい…」
涙目でそう言われ…僕は何も言えなかった。
ただ、抱きしめて答えるしか…無かったんだ……。
