
仔犬のすてっぷ
第6章 優希の経験
「あ?ああぁ?!」
3人、三様同時の行動は、僕の働いていない頭を混乱させるには十分だった。
一度に襲ってくる快楽に、僕の身体が自分の意志と関係無く、この場から逃れようとジタバタする。
「んふ。いい反応♡」
「駄目だよ優くん。これから、良くなって行くんだもん♡」
サチお姉さんが、彼女の両腕で僕の両腕を体ごと、後ろからすっぽり被さるようにして抑え込んだ。
両脚はそれぞれ二人のお姉さんが乗っているから動かせない。
体に力がまだ上手く入らない僕は、これで完全に動きを封じられてしまった。
「な…なに…するぅ……ぅむうぅ〜……」
リカお姉さんが、抗議しようとする僕の口を唇で塞ぐ。
「……ん…、ん………んぅ……」
リカお姉さんのキスは、アケミお姉さんの時より長くて……
ねっとり、僕の舌に絡みついて離れない。
「初乳首♪頂きます♡」
アケミお姉さんの声が聞こえたあと、右胸が熱くなった。熱くて、くすぐるような感触が、僕の乳輪をくるくると這いずり回り……。
「!んぅん!ぷあっ、あ…むむゎん」
新しい快感に耐えられず、叫ぼうとした僕に、里香お姉さんがさらに強く舌を絡めて黙らせようとした。
一方で、ざらざらした感触が、僕の乳首を弄ぶ。
それに反応してびくびく跳ねる身体をサチお姉さんがハグしながら抑え込む・・・。
「ぷはあぁ…あぁ……」
リカお姉さんのキスからやっと逃れたけど、一息つく間も無いまま、リカお姉さんが左乳首をこねくり始めた。
ぞわぞわと快感が走り、僕は感嘆の声を上げる。
「男の子の乳首って、ちっちゃくて可愛い♡」
「ああ…あ、あぁ〜…はあっ?!」
バグしていたサチお姉さんの寮手が僕のふとももをさわさわなではじめた。
ぞくぞくっと身体が小刻みに震えて、自然に大きな声が出てしまう。
「ああ…私の脚の間で、優くんがもだえてるぅ〜…♡」
サチお姉さんは、そう言いながら小さく体を震わせた。
