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僕達の日常-血始し編-

第3章 ~幼馴染との再会~

教室のドアから、顔を覗かせて僕を迎えに来た、他のクラスの友達2人。

「迎えが来たから行くね」

「うん、郁またな」

数多君と教室で別れ、教室を出て他のクラスの友達らと、学校を出て一緒に日本橋へ向かう。

◇あなのとら2号店・2階◇

「あったあった♪
メガスピード!の新刊BL同人誌♪」

僕は、メガスピード!の幼馴染みモノのBL同人誌を手に取る。

「もう、購入する前から幸せ!」

「郁君は、そのCP本ホントに好きだね~」

この人は、1年A組の鈴木真琴(すずきまこと)。

仲良くなったきっかけは、体育のクラス合同授業。

ドッジボールをした時に、真琴君のボールが僕の額にダイレクトアタックが決まった。

それで、真琴君が僕に何回も平謝りをして以来、話すようになったのだ。

「大輔君の好きなCP本って、何故かなかなか出ないよね」

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