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「ホントだね～」

離れ離れになってからも、手紙のやりとりは続けてたんだけど…。

でも、中学の時に"あの事件"がきっかけなのと、そのショック等で夕陽君一家にも心配かけたくなかったから、手紙を出さなくなって連絡も疎遠に。

時と月日が過ぎていく内に、僕とお母さんは少しずつ立ち直っていった。

だけど、夕陽君一家からの手紙や連絡を無視し続けた負い目で、ずっと事情を話せず連絡も出来ないでいたんだ。

「そういえば、何でずっと連絡くれなかったの？」

「えっ…。」

「手紙とか連絡も途絶えるし、僕も両親もずっと郁君達の事を心配してたんだよ」

「夕陽君、ゴメンね…。」

僕が謝ると、夕陽君は真剣な表情になって僕を見つめる。

「何かあったの？」

「えっと…。」

僕は、夕陽君にどう説明したら良いかわからないでいた。