僕達の日常-血始し編-
第5章 〜不良集団〜
すると、南は郁の死体と俺と数多を順番に見る。
「郁君
きみの事は、いつか必ず"別の世界"で守るからね」
その時、南が持ってる赤い玉が光る。
「俊樹君、数多君
"次の世界"で、また会おうね」
言い終わるのと同時に、拳銃の引き金を引く南。
パァンッと、再び銃声が鳴り響く。
「ッ!?」
「南…ッ!?」
拳銃で、自分のこめかみを撃ち抜いて自殺した南の死体が地面に横たわった。
「み、なみ…。」
「南…。」
何台ものパトカーと、救急車の音が段々と近くなっている。
きっと、誰かが通報したんだろう…。
しかし、今の俺達には突然の出来事にそこまで気にする余裕はなかった。
「なぁ、数多……。
いったい、何なんだよこれ…。」
「俺だって、訳がわからねえよ…。」
そして、数台のパトカーと救急車が俺達の近くで止まった。
「郁君
きみの事は、いつか必ず"別の世界"で守るからね」
その時、南が持ってる赤い玉が光る。
「俊樹君、数多君
"次の世界"で、また会おうね」
言い終わるのと同時に、拳銃の引き金を引く南。
パァンッと、再び銃声が鳴り響く。
「ッ!?」
「南…ッ!?」
拳銃で、自分のこめかみを撃ち抜いて自殺した南の死体が地面に横たわった。
「み、なみ…。」
「南…。」
何台ものパトカーと、救急車の音が段々と近くなっている。
きっと、誰かが通報したんだろう…。
しかし、今の俺達には突然の出来事にそこまで気にする余裕はなかった。
「なぁ、数多……。
いったい、何なんだよこれ…。」
「俺だって、訳がわからねえよ…。」
そして、数台のパトカーと救急車が俺達の近くで止まった。