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僕達の日常-血流し編-

第1章 〜再会〜

きっと、彼氏の方は彼女の付き添いだろう。

にしても、横でとか辞めてほしい…。

「申し訳ございません
予め、店に用意される数は決まっておりまして…。」

レジスタッフが、謝罪と事情説明をするがカップルは納得してない様子だ。

「そんなの知るかよ!!
せっかく、楽しみにしてたのによ!!」

「どうしてくれるのよ!?
何とか、参加できるようにしなさいよ!!」

「申し訳ございません…。」

あ~あ、若いスタッフのお姉さん震えてるよ。

さっきまで騒いでいた客達も、静まり返ってカップル達の方を見ていた。

その時、レジの奥に行っていたスタッフが戻って来た。

「お待たせしました
こちら、イベント参加券です」

スタッフが、ビジュアルブックと一緒に参加券を、袋に入れて僕に渡す。

「はぁ!?」

「ちょっと待ちなさいよ!!」

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