僕達の日常-血流し編-
第1章 〜再会〜
◇角川学園1階・階段前◇
「あっ」
階段を上がろうとした時、1人の男子がズボンのポケットからハンカチを落としたのに気付かず、階段を上がり続けていたのを目撃する。
僕は、彼のハンカチを拾う。
「あの、ハンカチ落としましたよ」
「えっ?」
男子は立ち止まり、僕の方へ振り返って僕が持ってるハンカチを見た。
「すみません、ありがとうございます…。」
慌てて階段を降りて、僕にお礼を言いながらハンカチを受け取る男子。
「俺、1年B組の梶数多(かじあまた)って言います」
「同じ1年で教室一緒ですね
僕は、小野郁です」
「マジか!」
同じ学年で同じクラスだと分かり、僕を見ながら驚く梶君。
「俺の事は、数多で良いよ!
よろしくな!」
数多君は、僕に握手を求めてきた。
「僕の事も、郁で良いよ
よろしくね、数多君」
そう言い、僕は数多君と握手を交わす。
「あっ」
階段を上がろうとした時、1人の男子がズボンのポケットからハンカチを落としたのに気付かず、階段を上がり続けていたのを目撃する。
僕は、彼のハンカチを拾う。
「あの、ハンカチ落としましたよ」
「えっ?」
男子は立ち止まり、僕の方へ振り返って僕が持ってるハンカチを見た。
「すみません、ありがとうございます…。」
慌てて階段を降りて、僕にお礼を言いながらハンカチを受け取る男子。
「俺、1年B組の梶数多(かじあまた)って言います」
「同じ1年で教室一緒ですね
僕は、小野郁です」
「マジか!」
同じ学年で同じクラスだと分かり、僕を見ながら驚く梶君。
「俺の事は、数多で良いよ!
よろしくな!」
数多君は、僕に握手を求めてきた。
「僕の事も、郁で良いよ
よろしくね、数多君」
そう言い、僕は数多君と握手を交わす。