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僕達の日常-血流し編-

第3章 〜ソングボーイズ〜

「みんな、もうすぐ着くよ」

僕達ソングボーイズと真根さんは、開店2時間前のアメニイト日本橋店に着いた。

◇アメニイト日本橋店5階・イベント会場◇

-郁視点-

「緊張する…。」

アメニイト日本橋店の、5階のイベント会場付近の階段の所で、イベント参加者の列に1時間半並んだ。

イベント会場へ入る時に渡された、整理番号の紙を見ながら整理番号の紙が貼られた椅子に座っている。

「前の方は、見やすいし良かった♪」

僕の整理番号は35番で、前から3列目の真ん中の席。

「にしても良かった…。」

僕以外にも、男の人も何人もいて…。

男1人だけだったら、恥ずかしかったかも…。

「でも、同志として性別は関係ないよね…。」

周囲を見てみると、やっぱり女性客が多い。

「僕含めて、男は20人くらいか」

今回の参加者人数は、100人で比率的には男20:女80ってとこか。

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