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僕達の日常-血流し編-

第3章 〜ソングボーイズ〜

「有里も、愛しの幼馴染君が来るからってイベント最中に、気を取られないように気をつけてね」

「わかってますよ~
それに、真根さんこそ気をつけて下さいよ」

僕は、筑紫君の方を見る。

「筑紫君ファンや周りとかに、筑紫君と恋人同士って事がバレないように」

「俺は、そんなミスはしないから大丈夫だよ」

そう、真根さんと筑紫君も恋人同士なのだ。

最初の頃は、全然そんなんじゃなかったんだけど、いつの間にかそういう関係になっていた。

「マネージャーが、自分の担当のアイドルグループの1人しかも、未成年の少年と付き合ってるってバレたら確実にクビっすよね」

「クビどころか、逮捕で犯罪者で刑務所行きだよ(苦笑)」

翔君の言葉に、真根さんは苦笑する。

真根さんもだけど、僕を含むソングボーイズのメンバーたまたま全員ゲイだったんだ。

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