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僕達の日常-血流し編-

第3章 〜ソングボーイズ〜

僕と有里君のやりとりを見ていた、翔君と剣君と筑紫君が僕に話しかける。

「えっ、夕…有里君って僕の事を毎日話してたんですか?」

「そうそう(笑)」

「もう、耳にたこが出来るぐらいにね(笑)」

「え~、そんなに郁君の話しをしてたかな~」

夕陽君、毎日3人にどんな事を話してたんだろう?

ちょっと、気になるかも。

「あと、俺達と同い年だしタメ口で良いぞ」

「うん、わかった」

剣君に言われ、3人に対してもタメ口で話す事にした。

「それじゃあ、そろそろ郁君に渡すね」

後ろにある箱から、奏太君のクリアファイルを取り出して僕に笑顔で差し出す有里君。

「郁君、特典のクリアファイル♪」

「有理君、ありがとう」

有里君から、特典のクリアファイルを受け取る。

特典のクリアファイルの絵柄は、自分の推しメンのキャラクターとなっていて、僕のは有里君が演じてる奏太君。

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