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僕達の日常-血流し編-

第4章 〜夕陽の告白〜

◇JR難波駅・改札付近◇

–郁視点–

「郁く~ん!」

改札付近に着くと、変装した夕陽君が笑顔で手を振ってくれた。

「夕陽君、お待たせて」

改札を潜り、夕陽君のそばへ行く。

「別に良いよ♪」

笑顔で、僕にハグをする夕陽君。

僕と夕陽君は、翔君達が待つカラジャン難波店へ向かう。

◇カラジャン難波店2階・205号室◇

205号室に入ると、翔君達が歓迎してくれた。

「郁、久しぶりだな!」

「郁、また会えて嬉しいぞ」

「郁君、会いたかったよ~!」

人懐っこい笑顔で、僕に抱きつく筑紫君。

「ちょっと、筑紫!
郁君に抱きつくなよ~!」

僕から、筑紫君を引き剥がそうとする有里君。

「えぇ~、良いじゃ~ん」

「駄目だよ!
郁君、困ってるでしょ」

「僕は、全然構わないよ♪」

僕も、筑紫君を抱き締める。

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