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僕達の日常-血流し編-

第1章 〜再会〜

さらに財布から、ビジュアルブックの予約券を取り出して、俊樹君に見せる。

「予約してる人の分は、別に確保してもらえる決まりなんだ~♪」

「なら、安心だな♪」

「うん!」

ほんの少し、列が前へ進む。

「でね
握手もツーショットも、自分の好きなキャラを担当してる声優さんと出来るんだよ♪」

「めちゃ良いじゃん!」

数多君に、イベントについて説明を続ける。

「さらに嬉しいのが、自分の好きなキャラの声優を演じてるのが、僕の1番好きな声優だから幸せ~♪」

列に並んでから、15分ぐらい経ってようやく半分ほど進んだ。

「早く、ゴールデンウイークになって、ソングボーイズ達に会いたいわ~♪」

「やっぱり、こんだけ行列だと予約しといて正解だったわね」

前の方に並んでる客達や、後ろの方に並んでる客達の会話から、ソングボーイズとイベントの内容が聞こえてくる。

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