
え、ちょっと待って、なんで私が勇者なの!?
第4章 ターキー国
部屋一面に、国王の声が響きわたる。
「チョットよ、私は亡き大臣であるアーナルの父に、次期大臣の椅子をチョットに与え欲しいという遺言を受けておるのだ。お前がそういったことでどうする。また、アーナルのことをしっかりと見て、正しく導いてやるのがお前の使命のはずだろう」
光邦は思う。
こいつを大臣にするということは、日本の〇〇党の〇〇さんを大臣にするようなモノだと……。
チョットは土下座をし、頭を下げた。
「申し訳ございません。実は、五日前にアーナル様を連れてくるよう申しつけられ、私は街中を探しましたが、どこにも見付からず、ひょっとしたら地球へ勉強にいかれたのだと、星を出て探しにいけば……」
「その者を見つけ、アーナルだと思って連れてきたのだな。まったく、そもそも性別が違うではないな」
国王の発言で光邦の表情が歪む。
「え、この顔で女? 完全に人生棒に振ってるわよね」
チョットは土下座でうつ伏せたまま、ブルブルと震えていた。
光邦はいつ空気の矢が来るかもしれないと、様子をうかがいながら聞いてみた。
「あの、国王様、なぜアーナルという者を探していたのでしょう? 私が間違えてここに連れてこられたのも、その理由があったからこそと思いまして、よかったら教えていただきませんか?」
「チョットよ、私は亡き大臣であるアーナルの父に、次期大臣の椅子をチョットに与え欲しいという遺言を受けておるのだ。お前がそういったことでどうする。また、アーナルのことをしっかりと見て、正しく導いてやるのがお前の使命のはずだろう」
光邦は思う。
こいつを大臣にするということは、日本の〇〇党の〇〇さんを大臣にするようなモノだと……。
チョットは土下座をし、頭を下げた。
「申し訳ございません。実は、五日前にアーナル様を連れてくるよう申しつけられ、私は街中を探しましたが、どこにも見付からず、ひょっとしたら地球へ勉強にいかれたのだと、星を出て探しにいけば……」
「その者を見つけ、アーナルだと思って連れてきたのだな。まったく、そもそも性別が違うではないな」
国王の発言で光邦の表情が歪む。
「え、この顔で女? 完全に人生棒に振ってるわよね」
チョットは土下座でうつ伏せたまま、ブルブルと震えていた。
光邦はいつ空気の矢が来るかもしれないと、様子をうかがいながら聞いてみた。
「あの、国王様、なぜアーナルという者を探していたのでしょう? 私が間違えてここに連れてこられたのも、その理由があったからこそと思いまして、よかったら教えていただきませんか?」
