
え、ちょっと待って、なんで私が勇者なの!?
第7章 ガシ国
食糧庫の掃除も終わり、何事もなかったかのように、光邦は小屋のテーブルにつく。
「じゃあ、とりあえずガシ国に案内してもらおうかしら」
「何様だっ! 人んちの食糧庫をクソまみれにしやがって、なにをふんぞり返って頼んでやがる」
「掃除してやったでしょ。文句言わないの」
「掃除してたのは全部あのハゲたチビだろうが!! お前なにもしとらんかっだろ!」
「あなたがすんなり、おトイレの場所を教えないからこうなるんじゃない。てか、元はあなたが変な物を料理に入れたからこうなったの。反省なさい」
「なんでお前は、あの毒を飲んで下痢だけで済んでんだよ! そこがまずおかしいんだ」
「てか、あなたの作ったのが本当に毒なの?」
「そう言われたら、なんか自信が……これはたしかに毒のはず」とオイドが小瓶から小指の先に少し垂らして舐めてみる。
オイドは小刻みに震え、顔色を紫色に変色させ救急箱を指差した。
チョットが走るように薬箱を取ってきた。
解毒剤で間一髪、命を取り留めた。
「死ぬかと思った……危うく国が無くなるとこだった」
「あんたも相当な馬鹿ね、普通舐めるかしら」
「じゃあ、とりあえずガシ国に案内してもらおうかしら」
「何様だっ! 人んちの食糧庫をクソまみれにしやがって、なにをふんぞり返って頼んでやがる」
「掃除してやったでしょ。文句言わないの」
「掃除してたのは全部あのハゲたチビだろうが!! お前なにもしとらんかっだろ!」
「あなたがすんなり、おトイレの場所を教えないからこうなるんじゃない。てか、元はあなたが変な物を料理に入れたからこうなったの。反省なさい」
「なんでお前は、あの毒を飲んで下痢だけで済んでんだよ! そこがまずおかしいんだ」
「てか、あなたの作ったのが本当に毒なの?」
「そう言われたら、なんか自信が……これはたしかに毒のはず」とオイドが小瓶から小指の先に少し垂らして舐めてみる。
オイドは小刻みに震え、顔色を紫色に変色させ救急箱を指差した。
チョットが走るように薬箱を取ってきた。
解毒剤で間一髪、命を取り留めた。
「死ぬかと思った……危うく国が無くなるとこだった」
「あんたも相当な馬鹿ね、普通舐めるかしら」
