え、ちょっと待って、なんで私が勇者なの!?
第7章 ガシ国
光邦は、一度咳払いをして、「はじめまして、ターキー国の副大臣のお共にやってまいりました、光邦と申します」と暗闇で頭を下げる。
そこにチョットが肘をつく。
「待って、我々はターキー国の勇者アーナルと共に訪ねてきたって言ってるんですよ。光邦はないでしょ」
「そんなもん知らないわよ。だったら最初に打ち合わせくらいしてよ」
すると国王は「なるほど、アーナルと言う名の光邦だな。ようこそガシ国へ」
「おい、あいつ訳わかってないわよ。助かったわね」と光邦は笑う。
「光邦殿、ここは、国王の間。いつものようにふざけた無礼は許しませんぞ」とオイドな光邦に忠告。
「あら、そんなに目くじらたてなくてもいいじゃない。てか、私いつもふざけてる?」
チョットは胸を押さえ、息を整えてから話し始める。
「ガシ国王様、私がターキー国からここまで来たのは、あるお願いがあってのこと。生意気に聞こえるかもしれませんが、戦争を中止にすることは出来ないでしょうか?」
チョットの要望に、国王は一言、「いいよ」
三人とも耳を疑う。
「私はいいのだが、他の国王が聞く耳をもたぬだろうな。それに、トリセンナシがすでに消失したそうではないか。そうなると、余計に火に油を注いでるようなもんだな」
そこにチョットが肘をつく。
「待って、我々はターキー国の勇者アーナルと共に訪ねてきたって言ってるんですよ。光邦はないでしょ」
「そんなもん知らないわよ。だったら最初に打ち合わせくらいしてよ」
すると国王は「なるほど、アーナルと言う名の光邦だな。ようこそガシ国へ」
「おい、あいつ訳わかってないわよ。助かったわね」と光邦は笑う。
「光邦殿、ここは、国王の間。いつものようにふざけた無礼は許しませんぞ」とオイドな光邦に忠告。
「あら、そんなに目くじらたてなくてもいいじゃない。てか、私いつもふざけてる?」
チョットは胸を押さえ、息を整えてから話し始める。
「ガシ国王様、私がターキー国からここまで来たのは、あるお願いがあってのこと。生意気に聞こえるかもしれませんが、戦争を中止にすることは出来ないでしょうか?」
チョットの要望に、国王は一言、「いいよ」
三人とも耳を疑う。
「私はいいのだが、他の国王が聞く耳をもたぬだろうな。それに、トリセンナシがすでに消失したそうではないか。そうなると、余計に火に油を注いでるようなもんだな」