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この夏、君に溺れた

第6章 夢の終わり






『よし。こことここを覚えろ。』










先生がマーカーで、印をつけてくれたページ。

思い出して、涙が勝手に溢れていた。


「大丈夫?藤沢さん。」

講師の先生が、心配して見にきてくれた。

「はい。」

そう返事をして、私は目をゴシゴシと拭いた。

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