テキストサイズ

この夏、君に溺れた

第6章 夢の終わり

何度も諦めた。

決して振り向いてくれないと思ってたから。


でも諦めきれなかった。

先生の温かい笑顔を見る度に、独り占めしたくてたまらなかった。


先生の任期が終わって、もう会えないんだと思ったら、もうこの世界なんてどうでもよくなった。






















また、あれを繰り返すの?

こんなにも、先生に溺れているのに。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ