
この夏、君に溺れた
第4章 朝も昼も夜も
「えっ?」
「あとは芽依が、甘い歌を聞かせて。」
すると先生は、ゆっくりと動き出した。
「あぁぁ………」
「いい声だよ。」
時には深く、時には激しく、私の快感は終わるまで、先生の意のままだった。
気づいたらウトウトしていた私の側で、先生はボーッとタバコを吸っていた。
「先生……」
呼んでいるのに、こっちを向かない。
「先生、タバコの灰、落ちそうだよ。」
言っても、まだ気づかない。
私はそっと灰皿を渡した。
ようやく周りが見えたのか、先生は私と目を合わせてくれた。
「ああ、すまん。考え事してた。」
「小説の事?」
「うん。」
返事をすると先生は、灰皿にタバコを押し当てると、ベッドから飛び出した。
「ごめん。ちょっと原稿書いてくる。」
そう言って、床に置いてあったTシャツを着た。
「はい………」
私はうつ伏せになると、枕に顔を沈めた。
「あとは芽依が、甘い歌を聞かせて。」
すると先生は、ゆっくりと動き出した。
「あぁぁ………」
「いい声だよ。」
時には深く、時には激しく、私の快感は終わるまで、先生の意のままだった。
気づいたらウトウトしていた私の側で、先生はボーッとタバコを吸っていた。
「先生……」
呼んでいるのに、こっちを向かない。
「先生、タバコの灰、落ちそうだよ。」
言っても、まだ気づかない。
私はそっと灰皿を渡した。
ようやく周りが見えたのか、先生は私と目を合わせてくれた。
「ああ、すまん。考え事してた。」
「小説の事?」
「うん。」
返事をすると先生は、灰皿にタバコを押し当てると、ベッドから飛び出した。
「ごめん。ちょっと原稿書いてくる。」
そう言って、床に置いてあったTシャツを着た。
「はい………」
私はうつ伏せになると、枕に顔を沈めた。
