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「ミオっ……」



シリウスは私にキスをしながら、何度も強く腰を打ち付ける。



「……っ！」



その度に快楽の波が押し寄せてきて、何も考えられなくなった。



「だめっ……来る……またイッちゃうっ……」


「ああ、ミオっ……俺もっ……」



奥まで突かれた瞬間、私の頭の中が真っ白になった。



「シリウス……」

「ミオ……」



私たちは満足げに抱き合った。



ああ、私本当にシリウスとしちゃったんだ……２回も。



「これでルールその一はなくなったな」

「えっ、それ……覚えてたんだ」



ルールその一は絶対に私に触らないことだった。
今となっては意味がない。



「まあ、俺は最初から守る気なかったけどな」

「うん、知ってる」



ルール無視して何回もキスしてくるから、私も段々シリウスのことが気になっちゃって……。



「シリウスは誰でもいいのかと思った」

「まあ、最初は抱くチャンスがあるなら誰でもいいと思ったけど……」

「えっ！？」