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騎士様は私のボディーガード

第1章 騎士様、降臨です!?

二人の帝国軍が卑しい笑みを浮かべて、私に近寄ってきた。



「やだ……来ないでっ!」



玄関から逃げようとするも、すぐに腕を掴まれ、帝国軍二人に囲まれた。そして口を手で塞がれ、胸を鷲掴みされる。



「……っ!!」



あまりの激痛に顔が歪んだ。
コスプレ男とは触り方が全然違って、痛みと恐怖しか感じない。



「へへっ、久しぶりの女の体、たまんねぇぜ」



二人は私が抵抗できないことをいいことに、あちこち体を触りまくる。



「……っ……」



気持ち悪くて、痛くて……
やめて!って叫びたいのに、恐怖で声が出ない。



どうして?
コスプレ男だって無理やり私の唇を奪ったのにっ……

気づけば私はコスプレ男の姿を探してる。



お願い、助けて……

さっきみたいに私を守って───!!





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